ふくろ屋ふくながの安心のひみつ – JIS規格準拠試験 –
弊社が取り入れているJIS規格試験は、お客様がフレコンバッグを使用される環境を想定した品質試験です。弊社ではJIS規格試験の中で最も合格基準が厳しい「A法」を採用しております。
試験内容
①屋外環境を作り出し、生地を劣化させる
JIS規格試験は新品の商品で試験するのではなく、フレコンバッグの生地を劣化させた状態で試験をします。 そのため一つ目の段階では、紫外線・湿度調節により屋外保管状態を再現できる試験機「耐候性試験機」でフレコンバッグを劣化させ、屋外に置いた時の同じ状態にします。
耐候性試験機
<試験内容>
60℃の紫外線で8時間照射した後、屋外の湿気を再現する霧吹きをし、その後50℃で4時間紫外線を照射。この作業を200時間(約8日間)繰り返し、フレコンバッグを屋外保管した状態を再現する。
②試験機で生地を上下に引っ張り、「劣化前」と「劣化後」の生地強度を比較する
劣化していない状態のフレコンバッグ生地(新品生地)と、耐候性試験機にかけて劣化させた生地を使い、生地強度の比較試験をします。
生地を試験機で引っ張ると、ギチギチと音を立ててこのようにちぎれます。
<試験内容>
劣化していない生地(新品生地)を引っ張り試験機にかけた後、耐候性試験機にかけた生地を試験機にかけます。それぞれのデータを比較し、生地強度を調べます。
<引っ張り試験機結果>
弊社ではJIS規格に遵守し、引っ張り試験後の生地残存率が50%あれば合格としています。
下のデータは、弊社商品の生地残存率が50%以上あることが分かるデータです。
③フレコンバッグに繰り返し荷重をかけ、「耐荷重」と「安全係数」を測る
フレコンバッグを吊り上げた時、生地やベルトがちぎれたことはありませんか?フレコンバッグには「耐荷重」と「安全係数」というものが定められており、これはフレコンバッグが安全かどうかを確かめることができる数値です。弊社では商品ごとにJIS規格に遵守した商品かどうかを試験しています。また万が一決められた荷重を超えてしまった場合でも一時的になら耐えられるように余裕を持った設計をしております。
※ 耐荷重 …その商品が何kg耐えられるかを表したもの
※ 安全係数…安全使用荷重の何倍まで破袋せずに耐えられるかという数値
耐荷重試験機
<試験内容>
フレコンバッグに内容物を入れ試験機で吊り上げて実際の使用環境を作り、フレコンバッグが決められた耐荷重通りの商品か、それ以上の荷重にも耐えられるかを測ります。最大8トンまで荷重をかけ試験します。
ふくろ屋ふくながでは商品の品質に問題がないか3つの試験を行い、お客様に安心してお使いいただける商品をお届けしております。
「今使っている他社フレコンバッグだとすぐ破れてしまって困っている」「異物混入に厳しい納品先のために、もっと良い品質のフレコンを探している」という方は、ぜひ一度ふくろ屋ふくながにご相談ください。